
公益財団法人日本美術協会は、明治12年に設立された龍池会を前身とする美術団体で、1883年(明治16)有栖川宮熾仁親王殿下が龍池会総裁に就任され、現在は常陸宮正仁親王殿下が総裁をつとめられています。
当協会が運営する上野の森美術館は、日本美術協会美術展示館の設備を一新して1972年(昭和47)4月に開館しました。上野恩賜公園のなかに建つ当館は、開館以来重要文化財の公開をはじめ様々なジャンルの美術を紹介しています。常設展示は行っておりませんが、毎年開催している美術館主催の現代美術展(VOCA展)、公募展(上野の森美術館大賞展、日本の自然を描く展)のほか、定期的に独創的な企画展を開催し話題を提供しています。
2006年(平成18年)、別館が増築され1階は小企画展が開催できるスペース「上野の森美術館ギャラリー」を新設、3階は上野の森アートスクールが設置され、ますます活動のはばが広がりました。
そしてこの度、2011年(平成23年)4月1日、財団法人日本美術協会は「公益財団法人日本美術協会」へ移行いたしました。
上野の森美術館へのアクセス:
JR 上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分